日本海域でクロマグロはじめ、メバチ、キハダからカジキ類の回遊が毎年みられるようなところでは、曳縄漁法、延縄漁法等が長年操業 されてきました。しかし、それらが必ずしも成功し、結果的に予想以上の水揚げにつながった例は意外と少なかったようです。 例えば、釣るために、最も重要な魚類生態や習性にしても、不明なことも多かったことや、海域によっては、漁場形成がそれぞれ異なる ばかりか、その年の海況状件(潮流回路、水温帯、水色、日照度、プランクトンの発生状況・・・)の変化等が起因することにより 当然な事ながら、水揚げ生産差が生じた事は周知の通りです。 しかし、機器類の発達に伴い、現在では魚類生態や魚の習性など科学的研究が進み、漁具漁法も相当な発展をみるに至りました。 事実それらの諸条件を把握し、強力かつ合理的な漁具類を駆使して、驚異的な水揚げを実現しました。ただ残念なことに、それらの 新しい技術によって、高水揚げに成功した専業者は、その漁具構成や漁撈技術のノウハウを人に知られまいと口を閉じ漁師仲間にすら 教えようとせず操業している例が少なくありません。 特にマグロ類カジキ類の好む餌の動向性(水中音)や、嗅覚能力をはじめ色調感覚や好まれる電光色、波長までが判明し、 それらを総合的に応用した漁法により操業の結果、高水揚げにつながった専業者が増えつつある現状から、一日も早くこれらの 漁撈技術を習得し、生活経済の基盤を固めて頂きたいものです。 マグロ、かじきの策餌活動&新漁法の一つのKIFTライトを組み合わせた縦延縄漁法です!! |
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縦延縄画像 改良トリプルB/G KIFT水中ライト |
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